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お下見ジョーカーズ

接待、デート、女子飲み、打ち上げ・・・ ビジネスマン・ウーマンは、夜も忙しいのです。やりたい事も色々・・・だから食事代には限りがあります。気になるお店をネットでチェック。美味しそう、でもワインは?
お気に入りの銘柄がそのお店にあるとは限りません。それならずばり、予算内で何をどうオーダーしたら良いのか、ワインジョーカーが読者代表と場面ごとにシュミレーションをしてきましたゾ。
このままオーダーすればうまくいく!さあ、一緒に行った気分でお下見しましょう。

【今月のお下見レストラン】

La cave de Noa ラ カーヴ ド ノア(西麻布・フレンチワインレストラン&バー) ブルゴーニュとシャンパンを中心にしたワインが揃う
大人の癒しと夜のエネルギーチャージにぴったりのフレンチワインレストランバー。
お店の情報はこちら

今月のお下見ジョーカーズ (読者代表お下見メンバー)

読者代表お下見メンバー

ワイン好き外国人をおもてなし

ワインシュミレーション予算

 日本のみならず弁護士として欧米の人々と仕事をしている米山さん。ワインは異なる文化圏を繋ぐ共通言語の一つだというのが信条。ご自身も相当なワイン通で、食事会でワインの選択を任されることもしばしば。ワイン好きのクライアントが欧州から近々来日予定。舌が肥えていてワインの‘旨み’を知っている・・・そんなクライアントをおもてなすには?ビジネス会食のお下見に行ってきました。
 
ではさっそく 今宵のお下見レストラン、西麻布「ラ・カーヴ・ド・ノア」へ・・・
 
島本オーナーソムリエ「いらっしゃいませ。ワインリストはないのでお好みを教えて頂ければ、お勧めをお持ちします」
 
米山「欧州からの舌の肥えたクライアントなのであえて全てブルゴーニュであわせてみたいのです。料理は外国人好みの食材を。この帆立貝の前菜とこちらのブルーチーズのサラダをひと皿に盛り合わせて頂けますか?」
 
島本「はい、そのようにアレンジします」

対談

外国人の馴染みの食材と当たり年のワインでリッチリラックス

料理・ワイン画像
温めるとリッチさが前面に出て帆立に合いますね

米山「日本の帆立貝は風味が濃厚で欧米人にすごく好まれます。アンディブとブルーチーズのサラダはヨーロッパにもあるキリリと引き締まった味で、コントラストが鮮やかになるので無理を言って両方を一皿にしてもらいました」
 「この帆立貝は火の通し具合が絶妙ですね。濃厚な甘味にセロリオイルが仄かな香味を加えていますし、付け合せのパプリカと食べるとカブのようなみずみずしささえ感じます。ムルソーあたりを合わせたら面白いと思うのですが、何かありますか?」  
島本「リッチなスタイルのムルソーでしたら、ブルーチーズと相乗効果でよりリッチな味わいになると思いますよ」
 
米山「とてもきれいですね!2002年の当たり年はさすがに熟成感があっていい。樽が効いていてまろやかな栗の雰囲気がよく出ています。でも重すぎず、まだみずみずしい果実感や酸が残り上品なバランス。これなら帆立貝ともアンディブのブルーチーズともよく合いますね。クライアントはきっと喜ぶ!」

濃厚でスパイシー 赤への予感 オマール海老ビスクのスープ

料理画像2

米山「このビスクはとても濃厚、凝縮されたオマールの風味に、香ばしさやスパイシーさが加わっていてユニークですね。これだったら、これから赤ワイン  にしてもいい感じですね」
 
島本「はい甲殻類から採ったスープで、うちの看板メニューです。今日はオマール海老を使っています」

そろそろ赤が欲しくなりますね

好みの味と料理との相性を相談しながら ボトルの赤選び

メンチカツ画像
メンチカツ!そのまんまに見えるが、実は・・・

米山「メイン料理はイベリコベジョータ肩ロースのソテーがいい。牛が好きな人が多いのですが、今日はリッチな味わいが続いているのでメインは肉自体に旨みがある豚の肩ロースに。しっかり熟成したワインで旨みをぶつけてみたいな、と」
 
島本「こちらの4本が熟成して飲みごろのブルゴーニュです」
 
米山「肉の風味は強めですか?もし強くないなら、タンニンの強い1993年は外しましょう」
 
島本「おっしゃる通り1993はタンニンが残ってますね。この料理の豚肉に臭みはなく繊細だからシャンボール・ミュジニー1986がよろしいかと」
 
米山「いいですね!しかし予算オーバーだ、残念。モレサンドニ1級はもう少し待ちたいし、サヴィニ1996はどうかな、綺麗に熟成した色をしていますね、よしこれにしましょう」

熟成ブルゴーニュの赤を個性的なイベリコと。ワイン通もうなる組合わせ

料理・ワイン画像2
皮はパリパリ

米山「見てこの色!綺麗なローズピンク。豚肉はきちんと火を通さなければいけないけれど、通し過ぎてはダメ。これは本当に綺麗。照りもあっていいですねー。ケッパーと玉ねぎのソースは酸味が脂っこさ綺麗に消してくれます。ユニークでとても美味しい!」
 
島本「ワインはいかがですか?」
 
米山「美味しいです。最初の深い熟成香だけで十分な説得力。口に含むと仄かなドライローズの香り。しっかりしているのに少しもトゲがない。樹齢が古いからですかね?ちょうど飲み頃で良かった!」
 
島本「お料理とはいかがですか?」
 
米山「相互に旨みを引き立てあっていますね。時間が経つとガーネット色に戻りタンニンもしっかり出てきて若々しさが戻ってくる。またまだ熟成の可能性があるのですね。とても楽しめます。いいワインを勧めて頂きありがとうございました」

ワイン画像

大満足のシュミレーションでした

ワイン通にも、島本さんは強い味方
レシート画像

今月のお下見レストラン

カラーヴ ド ノア

東京都港区西麻布2-16-4第二吉山ビルB1 03-6450-5853

http://www.lacavedenoa.com/

営業時間 18:30―3:30(L.O.) 定休日 日曜・第二月曜

島本永秀氏

オーナーソムリエ

島本永秀氏

「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」「ピエール・ガニェール・ア・東京」「ザ・ジョージアンクラブ」を経て独立。もっとざっくばらんにワインと料理を楽しんでもらえる享楽的な場所、がコンセプト

柴田真利氏

シェフ

柴田真利氏

名古屋の洋食店で料理人としてスタート後フランス(アルザス)で修行。「オレキス」「ザ・ジョージアンクラブ」などで活躍軽やかな野菜料理とトラディショナルな肉料理でワインの味わいを深めてくれる。

Wine Joker

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